イムラ
会社名 | 株式会社イムラ |
---|---|
所在地 | 本社 奈良県奈良市三条大路三丁目2番7-1号 |
電話番号 | 0120-59-5510 |
代表取締役社長 | 井村義嗣 |
創業 | 昭和2年4月 |
資本金 | 7,000万円 |
免許及び所属団体 | 建設業許可:国土交通大臣 許可(特-29)第22349号 宅建業免許:国土交通大臣(3)第7937号 一級建築設計事務所 奈良県知事登録2017(ほ)1601号 奈良県木材協同組合連合会 高田木材協同組合 |
株式会社イムラは奈良県奈良市に本社を構える注文住宅メーカーです。奈良県のほか、大阪府にも支店を構えています。
五感にこだわったナチュラルテイストな家づくりが特徴です。構造材や内装材の木材には「吉野杉」が使われています。
強度や耐久性に優れた「長期優良住宅」なので、災害時にも頼りになります。また、イムラはSDGs(持続可能な開発目標)へ積極的に取り組んでおり、オール電化・創エネの住まいも提供しています。
もくじ
吉野杉を採用した自然の温もり感じる家づくり
イムラでは、奈良県が産地の「吉野杉」を構造材や、天井・床・建具・収納などの内装材として使用しています。吉野杉は高級のブランド材として有名な木材です。
室町時代、安土桃山時代、江戸時代などの時代から使われています。林業技術に精通した地元の人によって、長い年月をかけて育てられた木でもあります。
節が少なく、年輪の幅がほぼ一定で密度も高くなっているので、強度が高く耐久性にも優れています。
色や香りもよいことから、現在でも鏡開きの酒樽に使用されています。また、吉野杉は防カビ、防虫、防菌性能が高いのも特徴です。
直接取引きだからリーズナブルに供給できる
イムラは川上産吉野材販売促進協同組合である「川上さぷり」と直接取引きをしています。イムラでは吉野杉を直送で調達するまでは、高コストで手間もかかる調達方法を実施していました。
しかし、直接取引してからは高級のブランド材である吉野杉を、リーズナブルに供給できるようになりました。川上村と林業4団体によって構成された「吉野かわかみ社中」が、生産から加工、流通、販売をすべて一貫してサポートするシステムが完成したことで、吉野杉を採用した住宅の数は900棟を超えました。
壁の仕上げ材には調湿効果のある珪藻土を使用
イムラでは、壁の仕上げ材には調湿効果のある珪藻土を使用しています。イムラが使っている珪藻土は、JIS規格をクリアした「調湿建材」です。
6帖あたり1リットルの水分を吸湿する性能があります。湿度の高い夏でも快適な空間が持続します。
また、珪藻土が使用された部屋では湿度が50~60%維持できます。乾燥によるウイルスの増殖を防げるので、住む人の健康も守れるでしょう。
カビやダニの発生を防げるのも、珪藻土のメリットです。一般的に、カビの発生領域はpH2~8.5といわれています。
珪藻土を使用した部屋はpH9.5なので、カビの発生を防げます。そのほか、のど風邪、バクテリアウイルス、アレルギーやダニの繁殖などを防ぐ効果も期待できます。
また、ホルムアルデヒドなど化学物質を吸着する機能もあります。その後、「ホルムアルデヒドがどれだけ再放散されるか」を実験してみたところ、ほとんど再放散はありませんでした。
ちなみに、イムラが採用している珪藻土は国産品で、アスベストも含まれておりません。アスベストは繊維が飛散して人が吸入すると、石綿肺や悪性中皮腫を引き起こす可能性がある鉱物です。
珪藻土は安全性が高く、人体への影響も少ないので安心してくつろげるでしょう。
強度と耐久性に優れた長期優良住宅
災害に強い家づくりも、イムラの強みです。吉野杉を採用した頑丈な軸組構造をもとに、耐震設計をおこなっています。
建築基準法の耐震基準の1.5倍の強度であり、最高レベルでもある「最高等級3」の耐震レベルを誇っています。高減衰ゴム製ダンパーの制震装置「MIRAIE」を標準採用しているので、繰り返しの地震・余震からも住まいと住んでいる人を守れるでしょう。
MIRAIEは震度7相当の揺れ幅を最大95%低減する画期的な装置です(※熊本地震再現実験実施)。2016年4月の熊本地震で、MIRAIE搭載住宅132棟の全壊・半壊の報告は0件でした。メディアでも取り上げられた注目の耐震システムです。
また、イムラがつくる家は、耐震性や劣化対策、省エネルギー性や維持管理・更新の容易性などの基準をクリアした「長期優良住宅」です。さまざまな災害を想定した頑丈な仕上がりになっているので、長く住める家を求める人にはぴったりでしょう。
そのほか、被災後も電気が使える太陽光発電とエネファーム、蓄電システム(オプション)も提案してくれます。自家消費で日々の家計を支えてくれる「太陽光発電」や、災害時の生活用水として役立つ「エコキュート」、安価な深夜電力を充電できるほか災害時は非常電源にもなる「充電池」など、万が一の備えも十分に用意されています。
高気密・高断熱の家づくり
耐震性や耐久性だけでなく、高気密・高断熱性の高さもイムラの家づくりのポイントです。イムラの住宅では、断熱材にセルローズファイバーを採用しています。
セルローズファイバーは紙からつくられた高性能な断熱材です。一般的な断熱材は繊維の間に空気が入っているのですが、セルローズファイバーは天然の繊維が原料なので、繊維の間のほか、繊維内部の空気胞にも空気が入ります。
より断熱性の高さが発揮されることから、ヒートショックや熱中症なども最小限に抑えられるでしょう。そのほか、セルローズファイバーは吸音や結露防止・撥水・耐火などの効果も期待できます。
また、イムラの住宅では熱の出入りを軽減して結露の発生を抑える「断熱樹脂サッシ」を採用しています。体感温度が4℃変わるほどの断熱性があるので、夏場も涼しい空間が持続するでしょう。
まずはオンライン相談や展示会へ
イムラは吉野杉を採用した自然の温もり感じる家づくりや、壁の仕上げ材には調湿効果のある珪藻土を使用した家づくりなど、自然素材を活用したナチュラルテイストな家づくりが特徴です。「最高等級3」の耐震レベルであることや、高性能断熱材のセルローズファイバーを使用していることから、災害や暑さに強い家がほしい人にもおすすめです。
イムラではオンライン相談を受け付けているほか、住宅の完成見学会やツアー、設計セミナーなどのイベントも随時開催しています。展示会もおこなっているので、実際にイムラの家づくりを体感したい人は、ぜひ参加してみましょう。
イムラの口コミ・評判を集めました
家をモノのように購入するものではありません。 一緒に家の設計図を考えてくれるパートナー探しのような感覚で請負先を探しました。
この業者を知ったのは住宅雑誌でした。吉野杉や珪藻土を取り入れすっきりとシンプルな木造建築。
ショールームに初めて伺った時「木の中に居る」と感じた。そして奈良を本社におく担当営業の方は、押し付けない営業で安心できる(良い意味の)おじさんといった印象。
設計担当とある程度のプランが完成すればインテリアと設備担当との打ち合わせ。更に外構担当へと担当者が変わりますがしっかり社内連携されており問題なく進みました。
大工さんもイムラ専属の(いい感じの)大工さんです。ある程度の木造骨組みができるまでは2人、その後はなんと一人。
やっつけ仕事みたいにばしばしビスを打ったり、パネルを組み立てるような構法もありますが、我が家は大工さんに建ててもらった!と思える家に仕上がりました。
注文住宅の一般的なハウスメーカーより打ち合わせ期間はおおよそ2か月?長くなりました。標準プランも準備されていますがほとんどの部分で標準は選択しませんでした。 こちらのこだわりもできる限り受け入れていただいて苦労させたと思います。
イムラは営業や設計、大工など、どのスタッフも印象が良いようですね。スタッフ同士の連携がスムーズなのもポイントが高いです。
イムラでは棟梁の元で伝統技術を学ぶ大工育成システムによって、優秀な大工を育成しています。これから先の時代も、お客様のこだわりをくみ取り、丁寧に設計・施工することができる注文住宅メーカーと言えるでしょう。
吉野杉にこだわる創業100年の老舗の工務店さん。スタッフの方たちの熱量は本当に高くて、お話しさせていただくと元気をもらえます。
木にこだわった家を考えている方には、特におすすめかと思いました。
イムラの注文住宅の構造や内装の木部には、ほとんど全て吉野杉が使用されています。吉野杉には節が少なく香りが良いという特徴があり、気持ちよく暮らせる住宅が完成するでしょう。
スタッフも心から吉野杉を使った注文住宅をおすすめしているようですね。また、壁面の珪藻土により、室内はいつでも丁度良い湿度を保つことができます。