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注文住宅のオーダー方法は2種類!フルオーダーとセミオーダーの特徴・違いとは

公開日:2022/06/15  


自由度が高く理想の家が完成する注文住宅。建築方法は大きくわけて2つの種類があることをご存じでしょうか。注文住宅にはフルオーダーとセミオーダーがあり、予算やデザインなどに合わせて選択することができます。そこで、この記事では2つの注文住宅の建築方法について細かくご紹介しましょう。

フルオーダー住宅の特徴

注文住宅の中でも特に自由度の高い建築ができる方法がフルオーダー住宅です。フルオーダー住宅とは外装や内装のほとんどを自分で細かく指定していき、個性の強い世界でひとつだけの家を完成させることができます。フルオーダー式の住宅を受けている建設会社はハウジングメーカーなどもありますが、建築士の事務所や工務店なども多く参入しており、デザイン性の高い住宅も多く建設されています。一生ものの素晴らしい家を建設できる上、ご自分で土地も手配することになるため、憧れの場所に家を建てる夢も叶うでしょう。

また、フルオーダー住宅のメリットはやはりその自由さが大きいですが、一方でデメリットとして、自由さゆえにコストが高くなりやすいことが挙げられます。外装も内装も自由に指定できる、ということは規格外の建物を作り上げていくことを意味します。つまり、大量生産によるコストカットの資材や製品を使えないため、住宅の建築コストがどうしても上がりやすいのです。

とくにデザイン性を追究していくと高額の住宅建築費が発生しやすいので、施工の契約の前には十分に費用面の打ち合わせも詰めておく必要があります。有名建築士が手掛けるフルオーダー住宅は予約待ちも多く、費用もかかるため費用を安く抑えて早く入居をしたい場合には不向きでしょう。加えて、細かくオーダーするセミオーダー住宅は打ち合わせか入居まで時間がかかるため、余裕をもって発注をする必要があります。

セミオーダー住宅の特徴

セミオーダー方式の特徴は、規格内でオーダーをすることです。フルオーダーの住宅とは異なり、家の外観や内装の一部に制約があります。間取りや発注できる水回り設備のサイズに制限があることも多いですが、建売住宅より選択の自由度は高く、床材や壁紙なども選択できることからセミオーダー住宅も自由度が高い建築方法です。

具体的なメリットとしては、セミオーダー方式は規格品を使っているためフルオーダー方式よりも建築費用を抑えることができます。また、間取りや設備もある程度決められた中から選択できるので、フルオーダーだと迷ってしまう方も安心して選ぶことが可能です。大手のハウジングメーカーや工務店なども多くセミオーダー住宅を設計しているので、見学会などを通して現物を確認してみましょう。

一方で、セミオーダー住宅にもデメリットはあります。フルオーダー並みの自由さはないので、個性的な家を求めている方には不向きといえるでしょう。また、間取り設計の自由度も低いことから、デッドスペースを作ってしまたり部屋数が足りなくなる可能性があります。セミオーダー住宅は核家族の世帯を想定して規格していることが多く、2世帯住宅や単身の方のお住まいなど、規格にそぐわない世帯の場合は住宅建築にはセミオーダー住宅の方がマッチしやすい可能性があります。介護向け住宅や子どもが多く、住みやすい住宅にしたい場合には充分にセミオーダー住宅と比較することが大切です。

また、セミオーダーは建売住宅に近いコンセプトも多く、場合によってはすでに完成している建売住宅の方が安いことも考えられます。費用面で言うと建売住宅と比較することも重要です。セミオーダー住宅はフルオーダー住宅と建売住宅のよいところ取りが多いですが、その分、中途半端になってしまう側面が否めません。

セミオーダー住宅はどこまで自分で選択できる?

フルオーダー住宅よりも完成スピードが速く、建売住宅よりもさまざまなオーダーができるセミオーダー住宅。しかし、どの程度まで自分で細かく選択をすることができるでしょうか。セミオーダーできるポイントは、大きく2つにわけることができます。

■間取り

セミオーダー住宅の場合、家の大きさや形状は規格品を使うことが多いため、すべての部屋の間取りを自由に決められるわけではありません。しかし、間取りの位置を自由に変えることが可能です。和室の有無なども決められるので、ご家族に合わせた間取りにカスタムできます。収納スペースを追加するレベルのことも可能ですので、発注先に相談をすることもおすすめです。

外装・内装

住宅の形状は決められていても外装や内装のパターンを選ぶことができます。外装や内装の自由度はセミオーダー住宅並みのため、建売よりも大きなメリットを感じるでしょう。とくに床材は家の内装の中でも占める割合が多いため、ご自身で選択することで家の雰囲気を思い通りにすることができます。

 

この記事では注文住宅の建築方法であるフルオーダーとセミオーダーについて、それぞれのメリット・デメリットに触れながらご紹介しました。注文住宅を決める際にはすべての願いを詰め込めるわけではないですが、ひとつずつゆっくり決めていくことでいずれの方法であっても理想の家に近付けることが可能です。焦らずさまざまなメーカーや工務店などを比較しながら、自分にマッチする施工会社を見つけましょう。

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