庭を作りたい方必見!庭を作るメリットとデメリット
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イホームを検討する際、「庭付き一戸建て」に憧れる方は多いでしょう。しかし、庭のある家は本当に暮らしやすいのでしょうか?この記事では庭を作るメリットと、あまりよく知られていないデメリットについて、それぞれ詳しく解説します。これから「庭を作りたい」と考えている方は、チェックしてぜひ参考にしてみてください。
庭のある暮らし~メリット~
広い庭があると、それだけでワクワクしそうですよね。庭のある暮らしにおけるメリットには、どんなものがあるでしょうか?順を追って見ていきましょう。
楽しめる娯楽が増える
何よりのメリットは、庭があることで楽しめる娯楽が増えることです。
家庭菜園やガーデニングをはじめ、夏にビニールプールを出して遊んだり、BBQ、テーブルセットを出してお茶会やガーデンパーティーをしたりと、方法はさまざま!娯楽が増えて、より充実した人生を送れるようになるでしょう。
近所と距離ができ快適性アップ
庭があるとお隣さんとも距離ができるので、住宅地でも密着感がなくなるでしょう。また、適度に距離ができることでその分生活音も響きにくくなり、快適性がアップ!陽当たりがよくなったり、換気しやすくなったりといった、健康面でもプラス要素があります。
将来的に資産価値が向上する
家は、住んでいると年月と共に老朽化し、だんだん資産価値が落ちていきます。しかし、土地自体は年月が経っても、価値が大きく下がることはありません。
また、その土地周辺で再開発が進んだり新しい駅が誕生したりした際は、大きく価値が上がることもあります。そのため、庭付きの家だと土地もその分広くなり、将来的に資産価値が向上する可能性があるのです。
庭のある暮らし~デメリット~
それでは、庭があることによるデメリットとは、一体何なのでしょうか?庭があるとどんなデメリットがあるのか、順を追って見ていきましょう。
草むしりなど手入れが大変
伸びてきた雑草を引き抜いたり庭木を間伐したりと、庭がある場合は定期的な手入れが必要となります。放っておくと庭が荒れ放題となり、景観を損ねるのはもちろん害虫などの被害が発生してしまうからです。
また、万が一庭木や雑草などが自宅の敷地から飛び出し、お隣さんの敷地に入り込んでしまった際はご近所トラブルに発展し、莫大な費用が発生してしまう場合もあります。
空き巣に狙われやすくなる
一軒家は集合住宅に比べると死角が多く、外からの侵入を受けやすくなります。しかも庭木や生け垣など、プライベートを守るための緑が身を隠す絶好の材料となり、ますます空き巣にとって有利になってしまうのです。
そのため、玄関はもちろんすべての窓や勝手口にも鍵をかけるなど、防犯対策が必須となります。また、空き巣は何度か下見をしてから犯行に及ぶことが多いので、鍵をかけ忘れてしまうことが多い人は注意が必要です。
庭がある分、費用が高くつきがち
家とは別に庭を作るとなると、その分広いスペースが必要です。土地選びの段階で「庭が作れるぐらいの大きさの土地」という条件で探すことになるので、必然的に高額な土地になってしまいがちです。たとえば、同じ「3LDKの家を建てたい」といった場合も、庭を付けるか付けないかで土地の条件が変わってくるでしょう。
家を建てるお金も必要なので、理想を追い求めることも大事ですが「予算はいくらまで出せるのか?」といった上限なども考慮したうえで決めるようにしましょう。
どんなデザインの庭が人気?
庭を作るメリットとデメリットは、これまで述べた通りになります。ところで、いざ「庭を作る」となると、どんなデザインの庭がよいのでしょうか?人気のデザインの庭について、紹介します。
ウッドデッキで「もう1つのリビング」を演出
庭にウッドデッキを設置すると建物との一体感が出て、外にも素足で出やすくなります。テーブルと椅子をセットすれば、たちまち「もう1つのリビング」として大活躍!優雅にティータイムを過ごしたり、読書をしたり……。さらに、空いたスペースに花や木を植えると、四季の変化も楽しめます。
防犯対策&お手入れもラクラクな砂利敷きの庭
砂利を敷くメリットは、いくつかあります。まず、足音が響くので、防犯対策に最適!なかには防犯用に「あえて大きな音が出るタイプの砂利」もあるので、通常の砂利とうまく使い分けるとよいでしょう。
また、雑草が生えにくくなります。生えたとしてもすぐに引き抜けるので、お手入れも楽です。この他にも、白っぽい砂利を使えば華やかな印象を受けるので、建物全体がワントーン明るいイメージとなります。
石を使ったテラスでおしゃれで高級感ある印象
高級感のある石を使ったテラスを設置すれば、おしゃれな印象に!芝生のグリーンによく映えるうえ、陽当たりがよく洗濯物もよく乾くでしょう。庭の手入れをラクにしたい場合は、防草シートを活用する方法もあります。
庭を作るメリットとデメリットについて、紹介しました。この他にも、一口に庭といっても中庭・前庭・主庭・裏庭・坪庭など庭にもいくつか種類があり、それぞれ役割があります。そのため、庭を作る際は1つずつ種類を覚えておいて、「どんな庭を作りたいのか」といったイメージを明確にしておくことが重要です。より理想に近いマイホームづくりのためにも、しっかり知識を身につけて庭づくりに臨みましょう。