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注文住宅の外観デザインの種類とデザインを決める際の注意点

公開日:2021/09/01  最終更新日:2022/04/18

外観は、内装と違い外からよく見えるので、家づくりにおいて非常に重要です。「知らない人や近所の方に見られても、恥ずかしくない家にしたい」「どういう外観にしたらよいのだろう?」と思い悩む方も多いでしょう。オシャレでカッコいい外観にするために、この記事では注文住宅の外観デザインの種類とデザインを決める際の注意点を紹介します。

外観デザインの種類は?

マイホームを建てる際、いざ「外観はどうしますか?」とハウスメーカーや工務店の担当者から尋ねられても返答に詰まらないために、あらかじめ種類を知っておくことが重要です。そこで、まずは外観デザインにはどんな種類があるのか、少しだけ紐解いてみましょう。

和風または和モダン

和風とは、古くから日本の家屋で用いられてきた伝統的な外観デザインです。具体的には、玄関が引き戸でデザインされていたり、外装に竹や木を使ったり、屋根は切妻だったりと、どこか懐かしいスタイルのものが多くなっています。

そして和モダンとは、和の雰囲気を残しつつも、現代風にアレンジされた外観デザインを指します。

洋風または洋モダン

洋風とは、海外でよく用いられる外観デザインを指します。たとえば、凝ったデザインのバルコニーやベランダが付いていたり、壁がレンガ造りまたはタイルが貼られていたり、ドアや窓にアーチ形が取り入れられていたりするといった具合です。

そして洋モダンとは、洋風の風合いを残しつつもムダを省き、シンプルですっきりしたデザインとなっています。

モダンまたはシンプル

たとえば正方形の箱型で屋根がなかったり、窓の大きさが部屋ごとにバラバラだったり、雨を避けるための軒が付いていなかったり……、一見すると「これが家?」と驚いてしまうような、思い切ったデザインの外観が特徴です。その家で暮らす方の個性が出る、現代的なデザインとなっています。

その他

たとえば、ログハウスのようなデザインだったり、倉庫を模したコンテナハウスだったり、デンマークまたはスウェーデンのような北欧風ハウスだったり、アーリーアメリカン調だったりと、施主の趣味・嗜好で自由自在なデザインのできる外観デザインです。これまでの常識に縛られず、型破りなものが好きな方にオススメです。

外観を大きく左右する要素は形・色・素材

デザインももちろん大切ですが、それよりもっと外観を大きく左右する要素があります。それは建物や屋根の形や色、そして素材です。

また、窓の形や数、玄関ドアなどとのバランスも考える必要があります。全体的な見た目のよさを残すためにも、必ず考慮しましょう。

建物の形について

近年では正方形で、まるで豆腐のような形の建物が人気を集めています。シンプルモダンなデザインとなっていますが、日光や雨風を凌ぐといった点では気をつけないと暮らしにくい家になってしまう場合もあるでしょう。

一般的にはシンプルな方が費用は安く、複雑な形にすると高額になりますが高級感を演出することできます。

屋根の形について

屋根は飾りではなく、きちんとした役割があります。すなわち、雨または風避けです。そして家の外観デザインには屋根の形も重要なポイントで、当然ですが和風の外観デザインの家に洋風の屋根が乗るようなことはありません。

そして、屋根は使う資材や形によって費用が大きく変動するうえ、メンテナンスのしやすさや雨風への耐性も変わってきます。なかにはデザインを重視するあまり屋根を付けなかったり、費用の都合で安価な資材を使ったりする方もいますが、雨漏りへのリスクが高くなってしまいます。そのため、屋根は必ず付けましょう。

外装素材について

外装素材は、大きく分けるとサイディング・タイル・モルタル・ガルバリウム・ALCの5つがあります。使い方次第で家に高級感を出すだけでなく、安っぽく見せてしまうこともあるので、選ぶ際は慎重になる必要があります。

最も人気の高いのがサイディングで、耐久性があるのはもちろん手入れも簡単です。どの素材にも一長一短あるので、それぞれの特性を把握したうえで選ぶことをオススメします。

外観を決めるときに重視したいポイントや注意点

人気のある外観デザインの種類や外観を左右する要素についてわかってきたところで、今度は外観を決めるときに重視したいポイントや注意点を改めて確認してみましょう。

将来のメンテナンスについて

どんな丈夫な家であろうと、長く暮らしていれば必ず経年劣化があります。そのため、将来的にはメンテナンスすることになりますが、メンテナンス費用や頻度は複雑なデザインにすればするほど大変です。

そして、シンプルな外観であるほどメンテナンス費用は安くなるうえ、メンテナンス自体も手がかからず簡単になります。

近隣に対する配慮

あまりに奇抜過ぎるデザインにすると周囲の住宅から浮いて景観上よくなかったり、近所付き合いがあるなら「ちょっと変わった人なのかも……」と噂を立てられたりして、やりにくくなってしまうケースもあります。そのため、家を建てる前には、周りの家のデザインなども考慮した方が無難でしょう。

防犯・プライバシーへの配慮

堀や生垣に覆われ、中の様子が外からまったく見えない家だと、空き巣に狙われやすくなります。逆に、あまりに開放的で開け放たれた家だと、今度はプライバシーがなくなり家の中を覗かれてしまう危険性があるため、注意が必要です。

そのため、トータルバランスを考えながら、防犯・プライバシーへの配慮もした家づくりが重要だといえます。

 

注文住宅の外観デザインの種類と、デザインを決める際の注意点について紹介しました。せっかく家を建てるなら、オシャレでセンスのあるカッコいいデザインにしたいもの!建物や屋根の形、外装素材など、全体のバランスも考慮したいですね。

また、具体的な完成図のイメージがあるなら、打ち合わせ時に写真を持参するのも有効な手段です。一生に一度の買い物であるよう、後悔しない家づくりに取り組みましょう。

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